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「荒蝦夷」

「荒蝦夷」 熊谷達也

すっかり、今野敏、熊谷達也サイトに変わってきてしまっているか?
「荒蝦夷」は以前書いた「まほろばの疾風」の前の話になる。
前回主人公だった「アテルイ」の父として登場していた「アザマロ」の話。
内容として「まほろばの疾風」と被る部分が多々あるのだが、内容は全然違う。
何が違うかというと、アザマロを取り巻く環境が全然異なっている。
前回は、アテルイを大和朝廷(巨大勢力)と戦う英雄としての内容だったが、今回はどちらに善悪をつけるではなく、それぞれの立場考え方を表している感じ。
この辺の時代は、良く分かっていない部分が多々あるようなので(wiki参照で)、どう描いてもいいので、どちらをとっても面白いと思う。
前作と今回を関連付けて読んでしまうと、はっきり言って違和感ありすぎ。ので、全然別の物語として読むことをお勧め。

ただし、この流れだとアテルイとモレって処刑されなくなりそうな気がするけど...まぁまぁ。

解説にも書かれているが、「まほろばの疾風」では「カタカナ」、「荒蝦夷」では「漢字」で記載されている名前の意味を考えてみると、今回の流れも、なるほどぉ、と思ってしまうかもしれないね。

荒蝦夷 (集英社文庫 く 19-6) (集英社文庫 く 19-6)荒蝦夷 (集英社文庫 く 19-6) (集英社文庫 く 19-6)
(2007/12/14)
熊谷 達也

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あらすじ (裏表紙に記載されてあるものをそのまま引用)
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宝亀五(西暦七七四)年、陸奥国の北辺のは不穏な火種がくすぶっていた。陸奥を支配せんと着々と迫り来る大和朝廷。そして、その支配に帰属する、あるいは抵抗する北の民、蝦夷。動乱の地に押し寄せる大和の軍勢の前にひとりの荒蝦夷が立ちはだかった。その名は呰麻呂。彼が仕掛ける虚々実々の駆け引きの果て、激突の朝が迫る---。古代東北に繰り広げられるま服(まつろ)わざるものたちの叙事詩。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/09/15(月) 22:06:09|
  2. 熊谷達也
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